三府省合同勉強会を開催しました

12月6日(火)に内閣府、厚生労働省、文部科学省の三府省から、国の保育政策や子育て環境の現状などを学ぶ勉強会を開催しました。合わせて、内閣官房こども家庭庁設立準備室より、令和5年4月より発足するこども家庭庁について丁寧なご説明をいただきました。


勉強会冒頭、こども家庭庁設立に向けてたくさんの国会議員と協調し、ご尽力いただいている、内閣府大臣政務官の自見はなこ先生よりご講演いただきました。
新しくできるこども家庭庁が、日本の子育て全般に係る政策を推し進め、Children First を掲げて子どもを守り、育ちを保証するためにあることをご説明いただきました。
そしてその中に、私たち幼児教育・保育が大切な役割を担っていることを示していただきました。

三府省ならびに内閣官房準備室からは、子ども子育てに関する政策の方向性と各種問題に対応するべく法整備や具体的な行動を行っていること。必要な政策にはしっかりと予算を確保して進めていくことが説明されました。
最近の保育をめぐる事件、事故においても、その対策を盛り込んだ政策展開が求められています。施設を預かる私たちからは、保育現場が疲弊しないように配置基準の改善や保育士確保についても積極的な議論と推進をお願いしたいところです。

とても多くの学びと、国の政策の方向性を知ることができ大変参考になった勉強会でした。
普段は制度を利用する立場ですが、その成り立ちや仕組みを知ると、制度の正しい使い方にも考えが及ぶようになります。Children First を心に日々、活動していきたいと思います。
また、子どもを大切にする社会であって欲しいと願うばかりです。

今回の勉強会については、先日、総務大臣にご就任されました松本剛明先生のお声掛けにより実現いたしました。公務大変お忙しい中、ご尽力いただきましたこと心より御礼申し上げます。
姫路という地方でも、中央の政策に関心を持ち、子どもたちのより良い保育のために学んで行きたいと考えております。